厳密な分別で、処理費用削減をサポート

厳密な分別で、処理費用削減をサポート

オオスミでは安定器の調査を全国で行っています。廃安定器を根拠に基づき仕分けし、可能なものは解体を行います。自社ラボを所有していますので、調査責任者と分析者が連携し、適切な分析試験も実施します。

背景

主なPCB廃棄物のひとつにPCB使用安定器があります。照明器具の部品の一種ですが、PCBを使用しているか使用していないかの判別が難しいために放置されているケースも見られ、問題になっている機器です。

JESCOで処理するためには、廃安定器をJESCO指定の搬入容器に詰め替えることや所定の様式の届出を作成する作業が必須です。しかし、本来高濃度PCB廃棄物でない廃安定器も混ざって保管されているケースが多く見られます。そのためJESCOから仕分けの徹底が呼びかけられているところです。

また、PCB使用廃安定器の解体は原則禁止とされています。ですが一部解体を認められている機種があり、適切な解体を行うことでこれを高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物に分別できます。これにより処理費用を低減することが見込めます。ただ、解体を行う際は事前に連絡することを求める自治体があることや、解体ガラは必ずPCB濃度分析を行わなければならないなど、煩雑な手続きには注意が必要です。

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廃安定器の仕分け解体・搬入荷姿登録の流れ

お急ぎください。高濃度PCB廃棄物の処理期間は終了しました。今後、処理場の解体が決定しています。
案)ご一報いただければオオスミがアドバイスいたします。

フロー図
STEP01

PCB使用・不使用の分別調査

    保管されている安定器の銘板情報等に基づきPCB使用・不使用の判定を行う
STEP02

通知に基づく解体

  • 仕分け:PCB使用判定となった廃安定器の形状を確認し、コンデンサ外付け型安定器の場合はコンデンサを取り外す
  • 拭取り試験:コンデンサが取り外された安定器(残部材)を対象に拭取り試験を行い、PCB汚染状況を確認する
STEP03

搬入荷姿登録支援

  • 濃度区分別荷姿形成:廃安定器、コンデンサ、残部材等をPCB濃度区分別に、収納容器(ドラム缶・ペール缶等)に収納し、荷姿を形成する
  • 搬入荷姿登録支援:高濃度PCB廃棄物に判定された場合、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)への搬入荷姿登録の手続き・処理を行う

この他、弊社では仕分けで発生した低濃度PCB廃棄物の処理計画もご提案できます。

PCB処理支援業務の詳細はこちら

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調査のメリット

JESCOによると、仕分けを行った場合平均3割程度の処理費用の削減が見込まれるとされています。

調査のメリットイメージ

このサービスが目指すSDGs

すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに 住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任 パートナーシップで目標を達成しよう

オオスミのSDGsへの取り組み