受入地へのスムーズな搬出をサポート

受入地へのスムーズな搬出をサポート

工事で発生する建設発生土(残土)は、受入地の土壌汚染防止のため、受入地ごとに建設発生土(残土)の受入基準が設定されています。また、千葉県に搬出する場合、深度方向についても検査を実施するよう行政の指導が厳しくなっており、ボーリングによる調査が増加しております。

オオスミでは、各受入地に対応した調査、分析、報告書の作成を致します。また、関東圏の建設発生土(残土)に関する最新情報を常に入手しており、複数の搬出先を想定した調査のご提案についても対応しております。

最新情報

2024年6月施工

搬出先の明確化<最新の法改正>

元請け業者は、搬出された建設発生土が不法・危険な盛土等に利用されることがないよう、最終搬出先まで確認することが義務付けられます。(但し、登録ストックヤードに搬出した場合はその確認が不要となる)

国交省「建設発生土の搬出先計画制度」についてのリーフレット(PowerPoint)

施工の様子

搬出先が決まらないケースについて

最近、建設発生土の受入地がいっぱいになり、調査時点で最終的な搬出先が決まらない(分析項目が決まらない)ケースが増えています。オオスミでは、関東圏の建設発生土(残土)に関する最新情報を常に入手しており、複数の搬出先を想定した調査の御提案も対応しております。

対象業種例

建設業‧解体業・不動産業など

「建設発生土調査」と「土壌汚染調査」の違い

建設発生土調査

  • 開発行為時に発生する建設発生土が、受入れ地の設定する基準値以下かを確認する調査

土壌汚染調査

  • 一定規模以上の改変や有害物質取り扱い事業の廃止などを契機に行う調査

※「土壌汚染調査」とは別に「建設発生土調査」が必要となります。

測定の流れ

お客さま

受入地確認

確認先は管理者・土工事会社・行政機関など

確認事項

  • 検体数(搬出土量、掘削面積など)
  • 採取方法(位置、深度)
  • 分析項目

主な受入地

  • 千葉県
  • 埼玉県
  • 栃木県
  • 茨城県 ※県条例適用外の自治体もあります
  • 横浜港埠頭㈱
  • ㈱建設資源広域利用センター(UCR)
  • 神奈川県県土整備局
  • 川崎市浮島
  • 東京港埠頭㈱

※受け入れ条件に関する事前協議が必要となる受入地もあります

オオスミ

採取

受入地の条件に沿って実施
必要に応じ、調査計画の立案をいたします

※貴社で採取される場合は、専用容器での採取が望ましいため、採取前にご一報ください

オオスミ

分析

分析検体数・項目により納期が変わります

オオスミ

速報

分析結果を速報としてご連絡いたします

オオスミ

報告書発行

採取調書・証明書の様式は受入地毎に異なります

画像

報告書サンプル(千葉県残土条例の例)

※受入基準超過となった場合、汚染土として処分が必要となります。オオスミでは汚染土範囲の絞込み調査から汚染土の処理まで対応いたします。

  • 測定のイメージ
  • 採取のイメージ

自治体による受入基準例

千葉県(県条例による)

検体数判定基準:

5,000m2毎に1検体

採取方法:

  • 平面、深度方向で均一に5地点採取
  • 床付けから採取

※5地点(5試料) を等量混合し1検体とします

分析項目: 溶出量試験28項目、含有量試験2項目

分析納期(速報) 約10日後

注意点:

県条例の他、各自治体の条例もあります

分析項目が各自治体の条例で異なることがあります

自治体による受入基準例

2021年5月13日現在

こちらに記載しておりますのは一部の自治体となります。

当社では、主な建設発生土受入地について簡潔にまとめた『受入れ先要領一覧』及び『基準値一覧表』を ご用意しております。ご入用の方は是非お問い合わせください。

事例・実績

建設発生土調査件数

  • 2021年度 
    322件
  • 2022年度
    351件
  • 2023年度
    371件

建設発生土搬出先‧実績

  • 神奈川県県土整備局
  • 横浜港埠頭㈱
  • 東京港埠頭㈱
  • ㈱建設資源広域利用(UCR)
  • 千葉県、栃木県、埼玉県、川崎市浮島

Q&A

調査の依頼はどのようにするのか

オオスミホームページに残土調査見積フォームがございます。仕様がお決まりの場合は、そちらから必要情報をご記入ください。また、ご相談については、お問い合わせフォームまたはお電話にてお問い合わせください。

残土調査見積依頼フォームはこちら

深い位置からの採取があるが、対応してもらえないか

オオスミでボーリングマシンを手配することも可能です。深い位置からの採取以外にも、採取深度を細かく採りたい場合でもご依頼いただいています。

どのような土を採取すれば良いのでしょうか

水分が少なく、粒径2mm程度が理想です。

川底からの採取は可能でしょうか

基本的に、川底からの試料の採取の対応は難しいです。 

土壌調査の結果をそのまま建設発生土調査の結果として利用できませんか

土壌調査と建設発生土調査では報告書の目的が異なるため、利用することは難しいです。残土受入れ地へご確認ください。

採取から報告書が手元に届くまではどのくらいの期間かかりますか?

分析項目により異なります。弊社へサンプル入荷後2~3週間が目安となります。
※ダイオキシン類が項目に含まれる場合、1カ月程度お時間がかかります。

お客様の声~顧客満足度アンケートより抜粋~

建設発生土調査(営業・技術・品質)への評価コメント

  • こちらからの質問に対して、経験からなる明確な答えと判断をいただける
  • 現場でのほかの作業員への配慮が良かった
  • 採取当日までの打合せと段取りが適切で、現場では他職との調整もお願いできる。
  • 品質も非常に満足しております
  • 発注者や開発業者からの信頼性が高いと感じた
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※アンケート実施時期 2023年11月~12月

このサービスが目指すSDGs

すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに 安全な水とトイレを世界中に 住み続けられるまちづくりを つくる責任つかう責任 海の豊かさを守ろう 陸の豊かさも守ろう パートナーシップで目標を達成しよう

オオスミのSDGsへの取り組み

お問い合わせ

お問い合わせの前に
お客様から寄せられるご質問への回答を「よくあるお問い合わせ」ページにまとめております。