環境への取り組み
オオスミ環境方針
- 私たちは使命※を掲げ、仕事を通して顧客及び地球環境に貢献します。
- 私たちは環境や安全に関する法令や決まりごとを順守し、環境汚染の防止と環境負荷の低減を図り、環境マネジメントシステムの継続的な改善を行い、カーボンニュートラルに取り組みます。
- 私たちは、オオスミで働く全ての人が環境への高い意識を持ち続け、環境に関する知識を深めるとともに日常生活においても環境負荷の低減や自然環境の保全に配慮して行動します。
2022年11月1日
株式会社オオスミ
代表取締役 大角 武志
※使命
『私たちは 地球に暮らす人々に『安全』と『安心』を環境面から提供しつづけます』
『私たちは 地球に暮らす人々に『安全』と『安心』を環境面から提供しつづけます』
オオスミの環境レポートをご覧いただけます。
『eco検定(環境社会検定試験)』全社員合格を目指しています!
オオスミでは、働く全ての人が常に環境への高い意識を持ち続け、多様化する環境に関する知識を深める機会として、東京商工会議所が実施している『eco検定(環境社会検定試験)』の学習・取得を推奨し、全社員合格を目指しています。
2024年12月でのeco検定合格率は『87.1%』
合格者数95名となりました。
引き続き、全社員合格に取り組みます!
事業活動に伴うCO2排出実績
オオスミでは、カーボンニュートラルへの実現を目指し、現状把握、目標設定の一環としてサプライチェーン排出量の算定をしました。その結果を以下に公表します。
スコープ1,2 | 92.82 t-CO2e |
---|---|
スコープ3 | 4,714.93 t-CO2e |
スコープ3排出量
カテゴリ | 当社算定対象 | 排出量(t-CO2e) |
---|---|---|
2020年11月~2021年10月 | ||
1 購入した製品・サービス | 自社が購入した製品・サービスの上流の排出 | 4,491.78 |
2 資本財 | 購入した設備等の上流の排出 | 147.51 |
3 スコープ1・2に含まれない 燃料及びエネルギー関連活動 | (算定対象外) | |
4 輸送、配送(上流) | 自社が費用負担している成果品送付やサンプル送付時の排出 | 12.71 |
5 事業から発生する廃棄物 | 廃棄物の処理とその輸送時の排出 | 14.29 |
6 出張 | 従業員の出張(交通機関での移動・宿泊)に伴う排出 | 15.34 |
7 雇用者の通勤 | 従業員の通勤に伴う排出 | 33.3 |
8 リース資産(上流) | (該当なし) | |
9 輸送、配送(下流) | (該当なし) | |
10 販売した製品の加工 | (該当なし) | |
11 販売した製品の使用 | 使用者(事業者)による製品の使用に伴う排出 | (今回は算定対象外) |
12 販売した製品の廃棄 | (該当なし) | |
13 リース資産(下流) | (該当なし) | |
14 フランチャイズ | (該当なし) | |
15 投資 | (該当なし) | |
スコープ3の合計 | 4,714.93 |
- (カテゴリ1)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」「[5]産業連関表ベースの排出原単位「購入者価格ベース」、「生産者価格ベース」(工業薬品のみ)
- (カテゴリ2)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」「[6]資本財の価格当たり排出原単位<事務局>
- (カテゴリ3)
- (カテゴリ4)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)」「[5]産業連関表ベースの排出原単位「購入者価格ベース」 No.312 列コード:712201 道路貨物輸送(除自家輸送)
- カテゴリ5:環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)、リサイクル:表8-3、焼却・埋立:表9
- カテゴリ6,7:2020年4月1日時点の従業員数、環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)
- カテゴリ11:弊社で卸販売を行っている「工業薬品」が該当するが、実際の使用時の排出量の算定が困難なため、今回は算定対象外とした。今後はシナリオ分析を行い把握することを検討する。
脱炭素への取り組み
オオスミの本社は、2020年より社屋の太陽光発電で全体の約10%を発電、不足分は横浜市が連携協定を締結している秋田県の風力発電所の電力(契約先:みんな電力)を調達することで、再生可能エネルギー100%で稼働しています。
導入前と比べ2023年はCO2排出量を72%(約CO2:203 t)削減することができました!
再生可能エネルギー導入ストーリーはこちら 『ほんとうに環境にやさしい電力』で再生可能エネルギー100%を実現しました!
『ほんとうに環境にやさしい電気の産地を訪れてみよう(in秋田峰浜風力発電)』研修報告
2024年春、オオスミ調達電力の契約先「みんな電力」さんより、「生産者の顔(再エネ供給を受けている発電所)を見に行きませんか?」というお誘いをいただいたことから、『ほんとうに環境にやさしい電力』であることの確認&秋田の環境にふれる研修として、オオスミ社員5名で見学に行きました。訪問先は、偏西風がふくため風力発電所の設置率が日本全国で2位となっている秋田県の海岸沿いです。
研修メンバーはそれぞれ、風力発電における周辺環境・保全対象に対しての影響確認、風力発電と自然資本の共存などテーマを持ち、一緒に学びを深めてきました。
【研修スケジュール概要】
1ヵ所目:大潟村干拓博物館
八郎潟干拓の歴史や文化を学べる、日本唯一の干拓博物館です。村民の生活や文化、自然と共生しながら、環境を大切にしている様子を知ることができました。
2か所目:寒風山回転展望台
360度、どこを見ても風車のたちならぶ壮大な景色を一望できる展望台です。再エネの活用が現実的に進んでいることを実感することができました。
3か所目:道の駅あきた港「ポートタワーセリオン」
秋田港にある全高143メートルのタワーです。展望室からは、日本海や寒風山をはじめとする男鹿半島の山並みのほか秋田港の風車が良くみえ、秋田の風力発電プロジェクトのパネル展示がされ、秋田の風力発電の現状を詳しく知ることができました。
4か所目:秋田峰浜風力発電所〔オオスミが供給を受けている発電所〕
日本海の海岸沿い、青森県との県境の八峰町に位置し、海岸から約500mほど離れた陸地に2基建てられた風力発電所。高さ130mで風車の羽は50mと間近でみるとかなり大型の風車です。
現地では、運営会社のウェンティ・ジャパン社の方から直接お話を伺いました。
実際の稼働音や風切り音を聞き、景観を見たり、生態系の話などを伺うことで、環境や周りの地域の方にもしっかりと配慮された風力発電であることが分かりました。また、建設前に自主的な環境アセスを実施したり、建設時に作った建設ヤードに防砂林の植樹をしたり、地元の学校の子供たちへの見学会を積極的に開催するなど、運営会社は環境との調和を図りながら地域に貢献している様子も見受けられました。これにより、ほんとうに環境にやさしい電力であると実感しました。
参加した技術者メンバーのレポートはこちら
『オオスミで使用している電力~峰浜風力発電所~』調査第二グループ 山崎
『よく知らなかった風力発電』分析技術グループ 鈴木
『秋田県大潟村から食と環境を考える』調査第一グループ 川畑
2024年春、オオスミ調達電力の契約先「みんな電力」さんより、「生産者の顔(再エネ供給を受けている発電所)を見に行きませんか?」というお誘いをいただいたことから、『ほんとうに環境にやさしい電力』であることの確認&秋田の環境にふれる研修として、オオスミ社員5名で見学に行きました。訪問先は、偏西風がふくため風力発電所の設置率が日本全国で2位となっている秋田県の海岸沿いです。
研修メンバーはそれぞれ、風力発電における周辺環境・保全対象に対しての影響確認、風力発電と自然資本の共存などテーマを持ち、一緒に学びを深めてきました。
【研修スケジュール概要】
1ヵ所目:大潟村干拓博物館
八郎潟干拓の歴史や文化を学べる、日本唯一の干拓博物館です。村民の生活や文化、自然と共生しながら、環境を大切にしている様子を知ることができました。
2か所目:寒風山回転展望台
360度、どこを見ても風車のたちならぶ壮大な景色を一望できる展望台です。再エネの活用が現実的に進んでいることを実感することができました。
3か所目:道の駅あきた港「ポートタワーセリオン」
秋田港にある全高143メートルのタワーです。展望室からは、日本海や寒風山をはじめとする男鹿半島の山並みのほか秋田港の風車が良くみえ、秋田の風力発電プロジェクトのパネル展示がされ、秋田の風力発電の現状を詳しく知ることができました。
4か所目:秋田峰浜風力発電所〔オオスミが供給を受けている発電所〕
日本海の海岸沿い、青森県との県境の八峰町に位置し、海岸から約500mほど離れた陸地に2基建てられた風力発電所。高さ130mで風車の羽は50mと間近でみるとかなり大型の風車です。
現地では、運営会社のウェンティ・ジャパン社の方から直接お話を伺いました。
実際の稼働音や風切り音を聞き、景観を見たり、生態系の話などを伺うことで、環境や周りの地域の方にもしっかりと配慮された風力発電であることが分かりました。また、建設前に自主的な環境アセスを実施したり、建設時に作った建設ヤードに防砂林の植樹をしたり、地元の学校の子供たちへの見学会を積極的に開催するなど、運営会社は環境との調和を図りながら地域に貢献している様子も見受けられました。これにより、ほんとうに環境にやさしい電力であると実感しました。
参加した技術者メンバーのレポートはこちら
『オオスミで使用している電力~峰浜風力発電所~』調査第二グループ 山崎
『よく知らなかった風力発電』分析技術グループ 鈴木
『秋田県大潟村から食と環境を考える』調査第一グループ 川畑