2024.12.11
「騒音障害防止のためのガイドライン」が改訂されました
オオスミでは、化学物質の専門家による「マスクフィットテスト」を行います。
「マスクフィットテスト」とは、マスク(呼吸用保護具)が着用者の顔に密着(フィット)しているか、適切に装着できているかを評価するための試験のことです。
マスクのフィルタ性能は国家検定で保証されていますが、装着者の顔にフィットするかは保証されていません。そのため、マスクが装着者の顔に密着しているかを1人ずつ確認する必要があります。
2023年(令和5年)4月1日より特定化学物質障害予防規則が改正され、「マスクフィットテスト」が義務化されました。
対象となる作業については、呼吸用保護具のフィットテストを1年以内ごとに1回実施する必要があります。
フィットテストには「定性的フィットテスト」と「定量的フィットテスト」の2つの方法があり、面体の種類によって実施可能なフィットテストの方法が異なります。
当社では定量的フィットテストのうち、試験時の負担軽減と時間短縮のため、短縮定量的フィットテストを採用しています。十分な知識と経験を有した専門スタッフが、マスクフィットに関する評価を行います。
面体の種類 | 定性的フィットテスト | 定量的フィットテスト (当社で実施する方法) |
---|---|---|
取替え式全面形面体 | ─ | ○ |
取替え式半面形面体 | ○ | ○ |
使い捨て式半面形面体 |
定性的フィットテスト用のテストキットの販売もしています。
詳しくは労働衛生コンサルティングサービスへ
現地に伺う前に、確認事項(被験者の情報やマスク情報等)を事前に入力して頂きます。
当社にてフィルタ部に孔開け加工してサンプリングプローブ(金具)を取付けますので、新品を事前にお送りください。
メーカー及び型式専用のサンプリングアダプターが必要となります。ご自身もしくは事業所(部署)単位で予めご用意ください。専用サンプリングアダプターについてご不明な点がありましたら、弊社までお問い合わせください。
現地に専門スタッフが伺います。
首を振る等、決められた動作をして頂きながら測定をします。
テスト時間は1人当たり3分程度です。
測定結果の記録を行います。
不合格の場合は装着方法の改善又はマスクの変更を行い、再度フィットテストを実施します。
後日、結果通知書を発行いたします。
測定は何処で行うのでしょうか。
フィットテストに使用する取替え式マスクは、普段使用しているものを使用するのでしょうか。
当日の測定にあたり、被験者として予め準備しておくことはありますか。
不合格だったときはどうなりますか。
マスクフィットテストの結果はいつまで保管しておけばよいでしょうか。