オオスミは地球のドクター
ゆたかな自然に恵まれた日本は
とてもきれいな国でした。
「公害」や「環境汚染」という
言葉もありませんでした。
やがて人々は便利な生活を
もとめるようになりました。
建物をたくさんつくり、
薬品を使い、
工場からは煙がもくもく。
日本はだんだん汚れていきました。
しだいに環境汚染は人の体にも
影響をおよぼすようになりました。
このままではたいへん。
なんとかしなければ!という
思いからオオスミは誕生しました。
毎日コッコッ。 わたしたちは
測定や分析の仕事をとおして
水や空気の汚れを調べる技術力を
いっしょうけんめい磨きました。
お客さまともいっしょになって
原因を調べ、
解決のしかたを考え、
たくさんの経験をつみながら
共に成長してきました。
ふり返れば半世紀、
わたしたちの仕事は
世界にも知られるようになりました。
地球や自然にやさしくありたいと
思う人たちもふえています。
でも、まだまだ問題は山づみ。
地球は苦しい表情をしています。
耳を傾ければ、
「そんなに水を汚さないで」
「化学薬品をまかないで」
と悲鳴が聞こえてきます。
わたしたちが病気になったとき
お医者さんに診てもらうように、
地球を元気にするには
まず診断が必要です。
診断...それはオオスミが
とっても得意とするところ。
なぜならわたしたちは
「地球のドクター」だからです。
地球が元気でいてくれること。
それは人間、 動物、植物...
生物すべての喜びにつながります。
だからオオスミはこれからも
技術力を結集してがんばります。
きれいな地球に
人々が安心して暮らせる
未来のために。
100年後には、公害や環境汚染が
過去のお話となるように
オオスミは次の一世紀を
しっかり見すえて前にすすみます。