連載の第2弾は、生き物大好き新入社員、高橋・川畑の2名がカマクラス研修についてお伝えします。
(第2回KAMA CLASS概要説明はこちら)
ビーチクリーンにおける気づき
カマクラス研修の朝、エクストリーム集合を兼ねて早めに鎌倉に到着したため、集合場所の由比ヶ浜を散歩していると、サーフィンを楽しむ人、ゴミを拾う人、散歩をする人など多くの人がいました。その時は、見える範囲にゴミが落ちているようには見えず、ゴミ拾いをしている人もいたため、プラスチックゲームス(ビーチクリーン)をしても、そこまで多くのゴミは拾えないだろうと思っていました。
いざプラスチックゲームスが始まると大きいゴミもある程度落ちており、目を凝らして砂浜を見てみると、緑や赤、青といったカラフルなマイクロプラスチックが大量に落ちていることに気がつきました。
プラスチックゲームスが終わってゴミを集計してみると全員で集めたゴミの量が、朝自分で想定していた量の何倍も多い量なのに驚きました。目的としていたマイクロプラスチックも大量に回収することができました。しかし、ゴミ拾い時間が短いこともあり、海岸の一部のマイクロプラスチックしか回収することができなかったことが残念です。
地域の人たちが定期的にゴミ拾いをしているそうなので、このような活動が更に大規模で行われてほしいと思いました。
私たちのゴミ拾いが、海に棲む生き物たちに少しでも良い環境を与えてくれることを祈ります。
午後の研修場所である旧村上邸から感じたこと
旧村上邸は、村上梅子さんが所有する和風木造住宅でしたが、「この景色を残したい」という想いから鎌倉市へ寄贈されました。現在では、株式会社グッドネイバーズにより、鎌倉未来ラボとして運営されています。
旧村上邸は、静かでどこか落ち着く雰囲気が漂っています。なぜでしょうか?それは自然があるからだと思います。
邸宅には木材の香り、庭には色々な生き物が生息・生育し、雑音は一切聞こえません。そのため、私たちが普段生活している日常(社会)からすると、非日常的に感じました。
そんな空間での研修で強く感じたことは「この環境を守りたい」という想いです。
現在、地球では様々な環境問題が発生し、解決には全ての人が向き合うことが求められています。
オオスミでは「地球のドクター」として広く環境問題解決のためのアプローチをしています。
私は、今回の研修で感じた「非日常」を「日常」にして豊かな環境を残していけるよう、地球のドクターとして業務に励んでいこうと思います。
調査第一グループ 川畑