saisei100.jpg オオスミは環境を守ることそのものを事業としている会社であり、お客様の省エネ診断なども行っていますが、使用電力を再生可能エネルギーに変更したのはつい最近のことです。

 電力をできるだけ再生可能エネルギーにしたいと動き出した時、大角社長からの指令は『やるからには、ほんとうの意味で環境にやさしい電力にしよう!』でした。

ほんとうに環境にやさしい電力会社って?

 太陽光発電について動き出したのは、2018年の秋、オオスミの屋根は平らで発電効率が良いので設置にむいているとの話から、設置をしたらCO2 削減に繋がるのではないかとワクワクしながら業社さんの話を聞いてみたのがきっかけです。

 契約電力についても、契約先を変更するだけで、再生可能エネルギーを使用できるかもしれないと情報を収集し出しました。お客様の省エネ支援を行う技術チームにも協力をあおぎ、電力会社の見積を収集し、議論を重ねました。その中には、環境にやさしそうにみえる電力会社はたくさんありました。
 しかし、再エネの種類や割合が不明確、不足分はお金で賄うなど、本当に環境配慮されているエネルギーなのか疑問に思うところが多々あること、解約するとお金がかかるなど、オオスミの求める電力会社探しは難航しました。

技術力を持つ電力会社

峰浜1.jpg 最終的に1年以上かけて検討している間に、購入した電力のトレーサビリティを担保することができる技術を持ち、コスト面でも合う会社(みんな電力株式会社)が見つかり、昨年秋に契約することが出来ました。

 横浜市の「Zero Carbon Yokohama」プロジェクトの一環である、再エネ連携協定を締結している秋田県八峰町峰浜風力発電所からの電力供給であったことから、「秋田県八峰町・横浜市再エネ連携協定締結記念式典」に再エネ電気の利用事業者として参加させていただける光栄な出来事もありました。

太陽光発電と風力発電

2020_12_01_10_24_54_926_14.jpg 太陽光発電については、神奈川県の補助金などを活用して、環境・地域貢献に積極的に取り組まれている会社(株式会社サンエー)に依頼し、昨年末から稼働しています。

 年間平均すると、本社で使用する電力の約10%の自家発電が可能となりました。実際、屋上のパネルや、発電量データを確認すると、発電していることにほっとするとともに、嬉しくなります。

 このようにして、実現できた太陽光発電と風力発電を活用した『ほんとうに環境にやさしい』再生可能エネルギー100%ですが、今後は、自家発電100%に近づけるように動いていきたいと思います。

 総務グループ 友広