「クサイ」「なんか臭う」「どこから臭いがするのだろう」と漠然としていた状況はありませんか?
 オオスミの悪臭・臭気の原因調査では、科学的なアプローチ(ガスクロマトグラフィー式)で対象空間にある物質がなんという臭気物質で、どのくらいあるのかをグラフにデータ化して視覚化することができます。
それにより、
・臭いの原因の特定
・原因物質の特定
・適切な対処法の構築
・臭気レベル
・効果の見える化
を可能にしてくれます。

臭いは何種類あるの?

 嗅覚。「ニオイ」や「香り」を感じる五感のひとつです。
 臭いの種類は一般的に40万種類ありますが、私達の日常生活で感じられる種類は約1,000種類ぐらいです。

人間の嗅覚は危険予知

 例えば、食べ物の腐った臭い。腐っているかニオイで確認したりしますよね。食べ物から腐敗臭がすると食中毒を引き起こし最悪死に至る恐れがあります。これらの物質に対して人間の嗅覚は鋭敏に反応します。その感度は典型的な悪臭物質アンモニアの※119,000倍もあります。悪臭物質と感じる物質の大半が人間に悪影響を与えるシグナルです。
※1アンモニア(閾値1.5ppm)に対して腐敗臭の代表であるイソ吉草酸(閾値:0.000078ppm)と比較。

臭いは分析出来るの?

syasin1.2.png オオスミでははじめに経験豊富な臭気判定士が臭いを嗅ぎ分け、 官能評価に基づき分析方法を決定します。
 分析方法には様々なものがありますが、一般的なのはモノトラップと言われる活性炭のカートリッジを12~24時間設置して、活性炭に吸着した物質を溶媒抽出後、濃縮して分析を行う方法です。

de-tarei.pngのサムネイル画像のサムネイル画像 右に示しているのは、GC-MS分析の結果のチャートですが、分析の結果、酢酸(酸っぱい臭い)、酪酸(枯れた干し草の臭い)吉草酸(足の裏のむれた臭い)α―ピネン(木の様な臭い)等が検出されたことが分かりました。

 臭いに関するお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。

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