オオスミが使用している電力は2022年秋より再生可能エネルギー100%(RE100)となっています。
CO2の観点では環境に優しい電力ですが、他の側面から見た「環境」への配慮は十分なのでしょうか?
今回は、実際に現地を訪れて確認してきた様子をお伝えします。
そもそも「環境に優しい」とは?
皆さまは「環境」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
このコラムの流れから「省エネ」や「脱炭素」といったニュアンスを思い浮かべていていただきたいところですが、広辞苑には次のように記載されています。
①めぐり囲む区域。
②四囲の外界。周囲の事物。特に、人間または生物をとりまき、それと相互作用を及ぼし合うものとして見た外界。自然的環境と社会的環境とがある。
もちろん「省エネ」や「脱炭素」も環境の一つですが、すべてのものが環境と密接な関係を持っています。では、オオスミが使っている電力は、広義の意味で「環境に優しい」と言えるのでしょうか?
地域に優しい電力
峰浜風力発電所を見学した時に、いくつか風力発電所における問題点について質問してみました。
① バードストライクによる希少猛禽類の殺傷事故はないか?
回答:現在のところ確認されていない。
② 地元住民の雇用状況は?
回答:風車の点検会社さんのうち、約半分が地元出身の方。
③ 騒音による苦情・被害は?
回答:設置にあたり、近隣の住居から最低でも500m以上離れるような計画をしている。
他の風車も同じように、苦情・被害は報告はない。
専門家の方々には物足りない質問だったかもしれませんが、今回の質問から見る限り、オオスミが使用している電力は「環境に優しい」とい言えるかもしれません。
今後の取り組みとして
今後、オオスミが事業を拡大していく中で、電力・エネルギーに関する問題は必ず出てくると思います。その際、今回のように本当に環境に優しい電力・環境負荷が少ない電力を選ぶような体制を整えていくことが重要だと考えています。