横浜市には、「公園愛護会」という制度があります。これは、横浜市の設置している公園を対象として、清掃・除草、花や草木の手入れなど日常的な管理を行う地域のボランティア団体を、公園毎に結成して活動を行っていくといった制度です。
目黒町公園
我々オオスミの近くにも、目黒町公園という、小さな目立たない公園があります。この目黒町公園では、公園愛護会が結成されていなかったため、2016年にオオスミのメンバーで登録を行い、公園愛護会としての活動を行っています。
この目黒町公園ですが、交通量の多い道路に面し、かつ周囲は事業所が立ち並ぶといった立地条件もあり、利用する人は少ない公園です。そして、雑草の繁殖が激しく、業者による草刈は行われているのですが、冬場も雑草がなくなることはなく、夏場になれば広場全体が背丈のある雑草に覆われ、なかにはアザミなどのトゲトゲしたものも混ざっており、より、公園へ入るのをためらってしまうような、荒地のような状況でした。
人が立ち寄りたくなる公園を目指し
愛護会の活動開始から2年、人が立ち寄ろうと思えるような公園を目指して、毎月1週間程度の昼休み中の清掃と除草を行ってきました。
そして、今年の2月の土曜日、所要で昼間に出社した際にふと目黒町公園を見てみると、10人ほどの子供たちが公園で遊んでいるのを見かけました。あの立ち入り難かった公園で遊んでくれる子供がいることに、なんとなく嬉しい気持ちになりました。冬場のため、草が少なく入りやすいことあり、たまたまその時だけだったのかもしれませんが、あの公園で子供たちが遊ぶ姿を見ることができ、やってて良かったと思える瞬間でした。
その後、また夏が来て、公園の雑草がまた旺盛になっています。まだまだ公園愛護会としてやるべきことは多いと思いますが、地域の憩いの場となる公園となるように活動を継続していきます。