私の所属する営業グループでは、期で行う社会貢献活動として、「地球よりも重く尊い人の命を救える技術、知識を習得し万が一に備えておく」ため、AED(自動体外式除細動器)講習の受講を行うこととしています。
 先日、消防署のご協力により、東京支店で胸骨圧迫とAEDの使用方法を学ぶ応急救護講習を受けることが出来ました。

倒れている人を見たら

 今回習った手順は次のとおりです。

    1.肩を軽くたたきながら声をかけ、反応があるか、呼吸をしているかを確認する。

    2.反応がなかった場合は、周りにいる人に119番の通報と、AEDの搬送を依頼する。
    IMG_5216.JPG(なるほどと思ったのは、119番通報やAED搬送は、依頼したい人の目を見て「あなた」と依頼するということでした。)

    3.胸骨圧迫を始める。

    4.AEDが到着したらふたを開けて電源を入れ、電極パットを貼って音声に従って操作する。(電気ショック後はすぐにまた胸部圧迫を再開する。)

もしもし亀よ?

 胸部圧迫は実際やってみたところかなりの重労働でした。
 教えていただいた方法は、肘をまっすぐ伸ばし手の付け根の部分を倒れている人の胸の真ん中あたりにあて、もう片方の手を重ねて組み、体重をかけて垂直に5センチくらい沈むように押す。IMGP0557.JPGそれをAEDが来るまでの間、絶え間なく(1分間に100回~120回のペースで続けなくてはなりません。「♪もしもし亀よ亀さんよ~」のリズムで行うと丁度良いようです。一人で長時間行うのは結構きついので、交代要員がいたほうがよいと感じました。

 またAEDは電源を入れて音声の通りに操作すればよいのですが、まったく初めてだと手際良くはできないと思いました。

だれでも救護活動

 IMGP0546.JPG最近ではAEDが駅など公共の場所を中心に店舗・会社などに置かれることが多くなってきていますので、このような講習を是非多くの人に受けていただき、胸部圧迫の交代要員がたくさんできればいいなと思います。

 今回の講習は胸部圧迫とAEDの使い方のみでしたが、それだけでも受けて本当に良かったと思います。今後更に上級の講習に挑戦してみたいです。

 最後に、今回の講習でお世話になりました神田消防署三崎町出張所の皆様、ご多忙の中、丁寧にご指導いただきありがとうございました。この場を借りましてお礼申し上げます。

営業グループ 長島