今年7月にグテーレス国連事務総長は講演で「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告し、すぐに気候変動対策の行動を起こす必要があるとコメントされました。それに合わせるかの如く、世界中で異常気象が原因の災害が報じられています。
首都圏でも、昨年2022年の年間猛暑日最多記録16回をはるかに上回り、最多記録を更新し続けています。
カーボンニュートラルの取組み
2050年までに国は、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目指すことを宣言し、それを受けて各企業はカーボンニュートラル実現へ様々な取組みを行っています。
オオスミでも、2020年に本社の電力を再エネ由来電力(風力発電)に切替え、太陽光発電システムを本社屋上に設置したことで、本社は再エネ100%により事業活動を行っています。また2023年より「再エネ100宣言 RE Action」に参画しています。
自分に出来ること
一般家庭から排出されるCO²の約7割が電気の使用によるものである事から自宅にも太陽光発電システムを設置しようと考え、専門家に見てもらったところ、銅板葺き屋根には銅板と架台が電蝕という電気化学反応を起こしてしまい設置面がサビる現象となるため、設置出来ないことわかりました。
泣く泣く太陽光発電システムは当面諦め、再エネ由来電力への切替えを行うことにしました。
切替えた電力は日々見える化が出来るので、節電の意識も高まり、切替え前の電力使用量を目標値に設定し、2年経過した今年には杉の木13本分※のCO²吸収量の削減が出来ました。
※杉の木1本の年間のCO2吸収量を14㎏として算出したもの
個人に出来る事は、電力使用量以外にも「食品のロスをなくす」「移動は車を控えて、公共交通機関や自転車を使う」「ごみの排出量を減らす」「マイ箸、マイバック活動」「緑を育てる、緑を増やす」「FSCマークの製品を選ぶ」「資源としてリサイクルする」などなど様々ありますので、気張らず行動したいと思います。