日曜の朝、天気は晴れ、お出かけ日和です。
 先輩社員に声をかけ、『境川ごみ拾い大会』の開催を宣言しました。
 本日の参加者は私を含め2名です。

ごみ拾い大会の結果は?

maruiti.jpg 天気が良すぎたため、大汗をかきながら作業を行った結果、ペットボトル、コーヒー缶、たばこの吸い殻、破れたビニール袋・・・と、色々なものを拾いました。

今回は見える範囲のごみは全て拾い、見た目にはきれいにすることができました。

 しかし、この境川の水は最終的に江の島まで続き、相模湾に流入します。拾いきれなかったごみがそのまま海まで流れ、海を汚すことになるかもしれないと思うと胸が痛みます。

海ごみの80%は陸域由来!

maruni.jpg 少し話が大きくなりますが、現在、海洋プラスチックごみの80%は陸域由来であると試算されています。また、その大部分は河川からの流出であるともいわれています。

 実際に河川と海岸でマイクロプラスチックの採取を行った際、陸域起源と思われるマイクロプラスチックが非常に多く確認されました。写真はおそらく人工芝が川を流れながら細かくなったものだと考えられます。同じようにビニール袋や発泡スチロールなども川を流れ、海に到達する過程で細かくなり、やがてマイクロプラスチックとなってしまいます。

 つまり、「川が汚れれば、海も汚れる。」ということになりますが、裏を返せば、「川の清掃は、海の清掃にも繋がる。」ともいえます。

川のごみ拾いから海をきれいに!

 最近では海岸清掃やビーチクリーン活動など海をきれいにする活動が多くあります。私も機会があればどんどん参加してみたいと思っていますが、中々海まで腰が上がらないのが現状です。
 微力ではありますが、川のごみ拾いから海もきれいになれば良いなあと思いつつ、散歩がてら川のごみ拾いを続けていこうと思います。一人一人のできる範囲は限られますが、多くの人が関われば、大きな力になります。

 是非、皆さんも無理のない範囲で川のごみ拾い活動をやってみてはいかがでしょうか。

 調査第二グループ 竹本