私の所属している分析技術グループでは、社内分析業務の他に、分析を行う試料
のサンプリングの業務を行っています。私は主に施設の排水など、水のサンプリングを行っています。
サンプリングは、ただ水を汲んでくるだけでなく、分析を行う項目で保存する容器の材質や汲み方が違うので奥深い業務です。また、サンプリングの時に間違ったやり方で水を汲んでしまうと、その後の分析の結果にも影響が出てしまうため、非常に重要な業務でもあります。
現場で感じたこと
私は昨年、オオスミに新卒で入社しました。初めてサンプリングの見学に行ったときは、先輩社員の方がすごい速さで水を汲んでいるな、としか思えませんでした。
その後、勉強するにつれて、試料に偏りがでないようにするため、試料の中に浮いている物質の量で水の汲み方を変えるなど、様々な工夫がなされていました。
また、お客様と直接お話しができるのも現場ならではであり、疑問や困っていることを直接伺うことができてとても勉強になりました。
安全第一
サンプリングで最も重要なことは「安全」だと思っています。どれだけ完璧にサンプリングを行っても、怪我をしてしまっては台無しです。サンプリングは交通量の多い場所、高所、工事現場など様々な状況で行われます。
そのため、どんな現場でもこれだけやっておけば大丈夫と言えるような対策はありません。自分と周りの人の安全を確保するための事前準備と知識が重要になります。
これからもお客様の環境状況を把握するために、怪我なくサンプリングを頑張っていきたいと思います。
分析技術グループ 鈴木(圭)