オオスミの一員になって約半年が過ぎ、私は調査第一グループで土壌調査に関する業務に携わっています。具体的には土壌汚染が疑われる建設現場などに赴き、表層や配管下の土壌を採取しています。一口に土壌を採取しているといっても簡単に採取が行える現場ばかりではありません。
そのような中で感じていることを書いていきたいと思います。
土壌汚染という言葉を聞いて
私は大学院まで海水や河川水のモニタリングに関する研究を行っていました。配属当初は土壌汚染という言葉から汚染されたものを扱うというネガティブなイメージがありました。しかし、業務を行っていく中でそのイメージが間違いだと気づきました。
私達の業務は「汚染されたものを扱う」のではなく、「汚染の有無を明らかにする」ということでした。そこから、正確な結果をしっかりだせるようにとポジティブに業務に取り組んでいます。
現場は生き物
調査を行う現場は千差万別で土壌採取を行うのにいろいろな制約が加わってきます。天候、採取場所周辺の広さや土の硬さなど様々です。
実際に現場に行ってみると採取地点に配管があり、汚染のおそれの区分などを考慮しながら地点を移動するなど、現場で状況に合わせて仕様を変更することも数多くあります。状況が刻々と変化する中で、状況に合った作業を常に考えながら動かないといけないことは、私が最も難しいと思うことの1つです。
いまは現場の状況に合わせて対応できるように頑張っています。
今後も作業を行うにあたっては作業場の危険を考えながらポジティブに取り組んでいきたいと思っています。
調査第一グループ 田邊周一郎