入社してから半年、私は調査第三グループでアスベスト分析に関わる仕事をしています。アスベスト分析室で前処理作業を行ったり、目視や採取の現場に同行して様々なことを勉強させてもらう毎日です。
まだまだ上手くいかないことも多いのですが、「次は大丈夫だよ!」と明るく応援してくれる先輩社員のおかげで楽しく仕事ができています。そんな中で感じたことについて書いていきたいと思います。
先輩の技術に初めて触れる
調査第三グループで仕事をしている中で感動したことがあります。それは先輩社員の知識や技術です。
例えば、アスベスト分析を行う際には前処理を行った試料をX線回析装置で測定するのですが、そのピークを見るだけでアスベストの種類が判別できたり、目視や採取の現場では、見たり触れたりするだけでどんな建材が使われているのかがわかるといったことです。
このような技術を体感したときはとても感動しました。先輩社員にとってはもう当たり前のことだったのかもしれませんが、初めてその技術に触れたときのことは強く印象に残っています。
自分自身の変化
私は入社する前、今とは別のグループで仕事をしたいと思っていました。大学の卒業論文では海水中の微量金属元素の分析を行っていたので、その経験を少しでも活かしていきたいと考えており、今までやったことのないことをすることに正直抵抗がありました。そのため、アスベストやPCB(ポリ塩化ビフェニル)の調査を行う調査第三グループでうまくやっていけるか不安を感じていました。
しかし、実際に毎日このグループの一員として仕事をしてみると、なにも心配することはなかったとすぐに思いました。明るくて頼りになる先輩社員に助けられ、今では楽しく仕事ができています。また、先輩社員の方々の技術に触れているうちに自分もそんな技術を身につけたいと思う気持ちが強くなり、知らないことを知ることや、新しいことをやってみるということが楽しいと思うようになりました。
これからは、この気持ちを忘れずに前向きに仕事をしていきたいと思っています。