オオスミブログ2024.08.21
よみがえれ農地!復田プロジェクト
私は昨年から、大学時代の先生に誘われて神奈川県藤沢市の休耕田を復田するプロジェクトに参加しています。
1反(約1,000㎡)ほどの狭い農地ですが、休耕田を復田させ、田植えや稲刈りを体験しています。
まずは田んぼの機能を取り戻すことから
休耕田の田んぼで問題になるのが、ヨシなどの雑草です。地下深くに根茎を張りめぐらせる特徴があり、地下茎まで除去しないと再生してしまうので、水田として利用するのにとても邪魔な存在となります。
私はこの部分はあまり手伝うことができませんでしたが、刈り払いや焼き払いを行い除去していったそうです。
また、長い期間使用されていなかったため、水路の補修等も必要になってきます。一度、耕作を止めてしまうと、復活させるのにとても労力がかかることが分かりました。
米作りの一年間の流れ
一年の流れとしては、入水→代掻き(水を張った田んぼを撹拌し、平らにすることで田植えをしやすくする)→田植え→雑草防除等の管理→稲刈り→乾燥となります。
今年は6月に田植えを行いました。うるち米2種と、もち米を植えました。
うるち米は「キヌヒカリ」と「はるみ」という藤沢市の奨励品種でした。お米にも色々な種類があることは知っていましたが、市で奨励品種を設定していることも初めて知りました。
最後に
普段食べているお米ですが、実際に田植え等を体験する機会は、特に大人になってからはありませんでした。
田植えや稲刈りをしてみて、あらためてお米の一粒一粒に感謝が必要と思いました。
収穫したもち米は、プロジェクト参加者で餅つき大会を行う予定ですので、今年秋の出来が今から楽しみです。
営業グループ 外間